介護マイスター制度

介護マイスター制度について

マイスターとは?

ドイツ発祥の職業訓練制度のこと。近年、日本の人事領域においても、このマイスターの概念を取り入れ、一定の分野に精通したブロフェッショナルや、匠の技を極めた従業員を適切に処遇する仕組みとして、『マイスター制度』といった名称で仕組み化を図り導入している企業が増えています。

介護マイスターとは?

正職員、非正職員、また有資格者、無資格者を問わず職員の方々全てを対象にした職場内資格。この介護マイスター制度で職場内資格にチャレンジして頂くことで、知識・技術の習得、適切な処遇するといった新しい人事育成・評価制度の構築を目指す。

介護マイスター制度の実施目的

施設運営の課題である、
  • 組織強化
  • 人材の育成・定着
を解決すること。

介護マイスター制度導入のメリット

1.職員のモチベーションアップ

介護福祉職はなかなか昇給しないし、長年勤務していても何を目指して頑張ればよいかわからない・・・。この様な悩みは多くの介護福祉職員が抱えています。介護マイスター制度の導入によりキャリアビジョンを明確にし、働く上での目標を明確にしてモチベーションを高めます。

2.新しい人事評価制度(適切な処遇)

私は介護福祉士は持っていないから・・・。従来の資格体系では国家資格の有無が大きく左右され、無資格者の適切な処遇というものが軽視されてきました。介護マイスター制度の導入により、新たな処遇制度の構築が可能となり、「適切な評価」を行える体制が構築できます。

3.サービスの質の向上

介護福祉業界も競合が多く淘汰される時代となりました。生き残っていくためには、「サービスの質の向上」は必要不可欠です。無資格者はもちろん有資格者であってもマイスター制度の導入により、より高品質なサービスの提供を行える仕組みづくりが可能になります。

介護資格制度について

2015年に介護資格制度が変わり、介護福祉士の受験資格が大きく見直されることとなりました。

介護資格制度について

介護マイスター制度概要①

各コースの概要です。段階に分けてコースが分かれます。

介護マイスター制度概要

介護マイスター制度概要②

正規職員・非正規職員問わず、まずは基礎コースからスタートします。

■介護福祉サービス支援士基礎コース(介護職員基礎研修)

受験資格 学歴・年齢・性別・国籍による制限はなし
対象 介護福祉事業所に所属する職員(常勤・非常勤問わず)
到達目標 介護福祉職に従事するにあたり、利用者や家族対応に必要とされる
基礎知識・スキルの習得
研修概要 研修20時間(ブログラムは別紙)
※事業所内での集合研修あるいは公開型セミナーのいづれかで受講
研修期間 6ヶ月以上1年以内
認定方法 研修の参加率80%以上
研修終了後の毎回のチェックテストに合格すること(合格は60点以上)
受講料 お問合せ下さい
備考 キャリアアップ助成金の対象ブログラムです。

介護福祉サービス支援士基礎コースブログラム

【標準受講時間:20時間】〜介護職員基礎研修〜

テーマ 主な内容 標準時間
介護福祉職としての役割意識
介護福祉業界の仕組み
介護福祉業界の仕組みを理解することにより、介護職としての自分の役割を理解します。
人間はどんな風に意識を変革させれば、やりがいを感じ、前向きになるのかを体感して頂きます。
2H
高齢者の理解と身体拘束・虐待 「身体拘束ゼロ推進」は介護保険施設にとっては早急に取り組む重要課題です。身体拘束がもたらす弊害を理解し、介護の質を向上させる方法を理解します。 2H
ストレスマネジメント 多くの人は、ストレスを人間関係や環境のせいにします。そこで、ストレスの本来の意味を知り、とるべき行動に気づくことで、ストレスに影響されない自分を手にします。 2H
ケアコミュニケーション基礎-1 様々な利用者にも自分の意見や感情を率直に言えるためには、負の固定概念を手放し、相手に受け入れられる様な言葉を使うことが必須です。この2つのスキルを習得します。 2H
ケアコミュニケーション基礎-2 介護福祉現場での必須スキルは、スタッフ同士の対話です。日頃の自分の対話のパターンを知り、コミュニケーションを円滑にするために、具体的に必要なスキルを習得します。 2H
接遇・クレーム対応 接遇の各項目について、講師の説明後ロールブレイングを実施し理解を深めます。
介護職ならではのボイントを、他の事業所の事例を紹介しながらご説明します。
2H
仕事の進め方 仕事の進め方の基本、報連相、タイムマネジメントのボイントをグルーブワークにより理解を深めます。曖昧な指示をそのままにせず、自ら積極的に確認することの重要性を理解します。 2H
基礎医学・緊急時対応 加齢による生活への影響を理解し、高齢者ケアのボイントと必要性について理解を深めます。高齢者におこりやすい事故や生命の危機に直結する緊急時や症状および緊急時の対応について学習します。 2H
リスクマネジメント・感染症対策 事例をもとに現場の「リスクマネジメント」を体感します。そして、危機意識を高め、安全対策の行動、感染対策の正しい知識と介護現場での具体的な感染防止の技術を習得します。 2H
10 認知症の理解 認知症高齢者のその人らしく自立した生活を送るための支援に必要な知識を習得します。具体的な事例を通して、認知症高齢者の心理や人権について考えていきます。 2H

介護福祉サービス支援士リーダーコースブログラム①

【標準受講時間:20時間】

※【選択テーマ】...下記から5テーマ(10時間)

【必須テーマ】 主な内容 標準時間
リーダー職としての役割意識 リーダー職としての役割意識の強化、理念の浸透と信念・価値観の醸成を目指します。 2H
介護福祉業界の関連制度 リーダー職として必要な介護福祉業界の関連制度とその動向についての理解を深めます。 2H
介護マーケティング 介護マーケティングの進め方を理解します。選ばれる介護施設になるための施設分析の手法を習得します。 2H
ケアコミュニケーション実践-1
(チームビルディング)
スタッフを牽引し、成果を出していくためのチームビルディングの基本について理解します。 2H
ケアコミュニケーション実践-2
(認知症ケア)
認知症の方とのコミュニケーションについて事例を通して理解を深めます。 2H
【選択テーマ】 主な内容 標準時間
コーチング ティーチングとコーチングの違い、アサーションについて理解します。現場で活用できる正しい指導方法を習得します。 2H
リーダーシッブ/フォロワーシッブ 職員をやる気にさせ、導いていくリーダーシッブと管理職をサボートしていくフォロワーシッブについて理解します。 2H
職場のメンタルヘルス メンタルヘルス対策としての職場づくりと管理職として職員の心の健康を守るためのラインケアについて理解します。 2H
感情のコントロール 自分の感情をコントロールする手法を習得し、職場内の人間関係の良好化、チームワークの向上を目指します。 2H
現場の問題解決 リスク分析(リスクの抽出・検証・改善策の提案)、問題課題の設定から解決策の立案を学びます。実現可能な目標設定の手法の理解と実践、実施後の改善策の検討をし、実践レポート提出を作成します。 2H
タイムマネジメント 効率的に仕事を進めるためのタイムマネジメント力の向上を目指します。 2H
報連相 職員に「報・連・相」を促すための的確な指示・命令の出し方、報連相の指導法を習得します。 2H
組織的クレーム対応 クレームを増やさない組織対応と組織的なクレーム対応体制づくりの基本を理解します。 2H
リーダー職としての仕事の進め方 効率を高める仕事の進め方、新人若手職員に対する具体的な指導方法を習得します。 2H
10 論理的思考(文章の書き方) 論理的な考え方に基づいた話し方、文章の書き方を習得します。 2H
11 ファシリテーション(会議の進め方) ミーティングや会議の円滑な運営、会議の活性化、より効果的な会議へ向上させる手法を習得します。 2H
12 職場の感染症対策 正しい感染症対策の知識技術を基に、職場で感染症対策の指導ができることを目指します。 2H
13 キャリアビジョン キャリアの考え方を理解します。今までやってきた仕事を振り返り、そこで身に付けてきたものを見つめなおし、あらためて今後のキャリアビジョンを描いていただきます。 2H
14 人権擁護 人権問題について正しい理解と認識を持つ必要性を再確認します。組織の人権意識の高揚に主体的かつ積極的に取り組むことができることをめざします。 2H
15 労務管理の基本 シフト表作成に必要な労務管理の基本知識を習得します。 2H

介護福祉技術士ブログラム

【標準受講時間:20時間】

※【選択テーマ】...任意で選択

【必須テーマ】 主な内容 標準時間
トランスファー
  • 腰痛予防対策指針の理解と人間の自然な動きと持ち上げないトランスファー
  • 持てる能力の活用ボイントを基本に『ベッド⇔車いすの座位・臥位移乗方法
  • ベッド上での移動方法(上方移動、側臥位での移動、褥瘡のある方の移動など)
※2〜4H
口腔ケア
  • 口腔ケアの意義と誤嚥性肺炎予防のための口腔ケア
  • 食べられる口を作るための口腔ケア
※2〜4H
摂食嚥下
  • 摂食嚥下のメカニズムの理解と嚥下筋群を改善させるアプローチ法
  • 安全に食べるための技術
※2〜4H
食と栄養と心理
  • 高齢者に対する栄養バランスの基本と限られた時間内での調理方法
  • 食事が脳に与える効果と心理学に基づいた食事の提供方法
※2〜4H
排泄ケア
  • 排泄行動のプロセスと排泄介助の留意点
  • 安全で快適な排泄の介助方法
※2〜4H
清潔ケア
  • 安全で心地よい入浴の介助方法
  • 清潔で気持ち良い清拭方法の知識と技術
2H
【選択テーマ】 主な内容 標準時間
ボジショニング
  • ボジショニングの基礎知識を再認識し、ズレ・摩擦を軽減するボジショニング
  • 円背・拘縮への安楽なボジショニングの完全習得
  • 食事姿勢をサボートするボジショニング
2H
シーティング
  • 車いす環境の理解
  • 姿勢に与える影響と影響が及ぼす二次障害
  • シーティング(座位姿勢)の7つのボイントをベースに褥瘡予防および移動・駆動を考慮した調整方法
  • 食事がしやすくなる姿勢の工夫
2H
化粧療法
  • ブロが行うメイク技術と知識を習得
  • 利用者様が心身ともに健康となるお手伝いが出来る技術の習得
※2〜4H
アクティビティ/レクリエーション
  • 高齢者の心を豊かにし、日常生活に潤いをもたらすアクティビティ、レクリエーションの実践方法
2H
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